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認知症
認知症について
皆様が、現在気にされている病気のひとつではないでしょうか?
治療できる認知症と、病状の進行を抑える認知症の鑑別は重要です。
認知症の鑑別と症状の改善あるいは進行を遅らせるには、早めの対策が重要になります。
治療できる認知症
以下のものが挙げられます。
- 正常圧水頭症
- 慢性硬膜下血腫
- 甲状腺機能低下症
- ビタミン欠乏症(B1,B12など)
- 貧血
- 肝臓や腎臓などの機能低下、肝不全や腎不全
特に、MRIをとることで、すぐに否定できる慢性硬膜下血腫などは脳神経外科にかかるのが良い適応ではないでしょうか。正常圧水頭症はそれを疑うためにも、MRIを撮って、必要なら、タップテストなども考慮する必要があります。
症状の進行を抑える認知症
ここにアルツハイマー型認知症が入ります。今は症状の進行を抑える薬が発売されています。しかし残念ながら、その進行は少し抑えても、止めることは今のところできません。しばらくは、よい状態が続いてもらえれば、患者様も家族も納得できるのではと考えます。
- アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)
- 前頭側頭型認知症(FTD)
- レビー小体病
- クロイツフェルト・ヤコブ病
- ビンスワンガー型認知症
などがあげられます。